Ruh's pretty log

コミュ障が海外に飛び出した体験記です

#9【鬱期で得たもの】

人生舐めプしてたアラサー女がワーホリに挑戦する話(#9)です。

 

 

今回もメンタルな話を。

大きなことを決める時って、なにかとメンタルを刺激されますよね…!!!

 

 

渡仏に向けて、引続き迷いや不安を抱えながら準備を進めていました。

 

行ってみなきゃこの不安は解決しない!

そんな風に自分を言い聞かせて、なんとか行動してた

辛いけどやりたいしやらなきゃ...という感じだったのですが

 

一見ネガティブ、そんな気持ちで行動していても

振り返ると得られたモノはありました。

 

 

 

 

『ワーホリできる』 vs 『ムリだよ』 の脳内戦争を日常的にしていると

やる気が失われてだらだら過ごしてしまう時期もあります。

 

フランスワーホリではビザ申請の際に、動機作文を書く必要がありました(2017年)。

 

動機作文ということは、大した動機のないに私にとって

一番考える時間を取られるということ...!!

文章化するなんてハードルが高い...!!!

 

 

ワーホリでなにをしたいのか

フランスでなにをしたいのか

帰ったらどうするのか

てゆーか結婚とかどうなの

 

 

動機というよりもはや自己分析です。

作文に書く必要がなかったとしても

いろいろ考えていると枝分かれせずにはいられない

アラサー脳なのかな。

20代後半で改めて考える自己分析に

想像以上に苦労していたのが、当時のメモから読み取れました(笑)

親との関係、自分自身の考え方、好き嫌い

いろんな方面から自分と向き合う必要があったようです。。

 

 

 

この自己分析で、過去で受け入れられなかったことも

この歳だから消化できた、受け入れられたということも、しばしば見つかったり。

 

 

 

普段なら面倒ごとは投げ出してしまう性格

この作文や事務手続きもそれに含まれるもので

投げ出してしまわないか懸念されましたが

それでも自分を動かした感情と気持ちが存在したのです。

 

文字で書くと一般的ですが

『後悔したくない』

それだけでした。

 

この恵まれた時代に

恵まれた日本に生まれて

この島国に閉じこもって過ごすのか

誰でも海外に飛び出せる状況なのに

私は海外経験もないまま

例えば将来子供ができて

狭い日本の価値観しか教えてあげられない

そんなことになっちゃってもいいのか

そんなのは嫌だ、また後悔して自分を嫌いになる

とにかくやってみなければ

 

 

いつの頃からか

そんな気持ちが生まれていました。

そしてその気持ちを言葉にできるようになりました。

 

 

私には時間をかけて自分自身と向き合うこと

この作業が私に必要であったんだと、思えています。

 

 

 

 

アラサーになってもやりたいことが見つかってなくて自分のことも理解してなくて

私は全然できた人間ではなかったです。今でもそうです。

自分と向き合うのを避けてきたツケがここで廻ってきたんでしょう。

恥ずかしながら自己分析には本当に時間を費やしましたし

なんなら今でも自己分析してます。終わりのない旅のよう。

(全然変わってないってことかも??笑)

どうして生きる方向性すら自分で決められないのか

自己嫌悪のループにはまっちゃうこともあるんですけどね。

 

 

でも、避けていたものに向き合えるきっかけをつかめたり、

自分の心の中の気持ちを表現できるようになるということは

きっと私にとって大きな意味がある。

ただの事務作業でも、それに気づくことができました。

 

 

フランスから、そういった自己の捉え方・考え方も学んできたいなと

この頃はぼんやりと考えていました。