【思い出】パリの2月
ワーホリ2ヶ月目、2月
パリは寒い、冷えるという噂を聞いていたのですが
本当に寒かったです。
寒さ嫌いの私が、よく乗り越えられたなぁと、今でも感心します...。
この年は、雪が降りました(2018年)。
雪はあまり降らないと聞いていたのに、珍しい年に当たったようです。
寒くて通勤がなかなか辛かったですね。
それでも、夏の東京の満員電車とは比較になりません。
東京ほど苦しいものはないです(笑)
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2月のはじめ、フランス人の友人とエシャンジュ(言語交換)でーあたりを散歩していました。
その時に見れたのが、この虹↓
ダブルレインボー!うっすら二重になっています。
人生で初めて見ました。
思えばこの頃から、「私は運がいいんだ」と心の底から思えるようになっていったような。
どこかで聞いたことがあります。
たまたま見つることができてラッキーなのではなく
それを見つけることができる心の余裕がある
という解釈があるのを。
確かに日本でひたすら仕事をしていた時は
虹を見つける余裕がなかったかもしれません。
人生ちゃんといい方向に行っているのかも、という
ごまかしの言い聞かせではなく、本当のポジティブ思考を
徐々に見つけ出していました。
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第一日曜日
ルーブル美術館へ行きました。
各月第一日曜日は、無料公開の日(2018年)
無料という響きに乗っかっていきましたが
当然みんな考えることは同じのようで、半端ない人混みでした。
人がいすぎで、美術品がかわいそう、などど思う始末。
モナリザは本当にアイドルでした。
みんな写真撮ってる。それを撮ってる私がそこにいた。
世界のルーブル美術館は、神秘や芸術よりも、世間に寄り添っているのかもしれません。
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2月の中旬頃
私は素晴らしい景色と出会いました。
行き先はベルサイユ宮殿。
Navigoで行ける範囲だと聞いて、
当初はもう少し後に行く予定にしていたのを、時間ができたので予定繰り上げて行ってきました。
その日も雪が降って積もっていました。
実は私、ベルサイユ宮殿の予備知識が皆無でして
宮殿内にはいる気分にはなれなかったんです(何しに行ったの…)
ガーデンには無料で入れるらしく
そこをひたすら散歩しました。
文章だけだと全然楽しくないように見えますが
雪が積もったベルサイユ宮殿の庭は、最高に美しかったです。
実際ここに立った時の、冷え切っているけど晴れていて澄んでいる空気や太陽の眩しさが
本当に美しくて、表現がとても難しい、なんかこう
ぶわぁ!!!って
なったんです\(^o^)/語彙力
まるでゲレンデに来たかのようでした。
心が高揚しました。なんて素晴らしい雪景色なんだ、と。
この景色はしばらく心に残ったままでしょう。
たった1年の滞在の中で、偶然にもこんな景色に出会えた
これもやっぱり、私は運がいいと思わざるを得ない出来事でした。