Ruh's pretty log

コミュ障が海外に飛び出した体験記です

【ロストバゲージ奮闘記③】

ロストバゲージして10日あまり経とうとしていたころ

 

私は予約していた日本人専用のドミトリーで

同じタイミングで泊まっていた日本人に、今の辛さをぶちまけながらなんとか生きていました。

 

 

初日に助けていただいたYさんとは、連絡先を交換しており

電話での荷物に関する問合わせはYさんにお願いしつつ結果を祈る日々。

 

元々の予定の家探しなどもしてましたが、ろくに身が入らず...

 

 

実は何気に一番気がかりだったのは1年分のコンタクトレンズ

コレが全部なくなったらと思うと気が気ではありませんでした。

異常にコンタクトレンズにこだわりを見せる女だなと、我ながら疑問に思う。

 

 

もうただ待つだけのこの状態に耐え切れず

Yさんにお願いし、空港に足を運ぶことを決めました。

 

 

まさかこんな短期間で再度空港に行くとは思ってもみませんでしたよ。

 

 

 

 

中国系のフライトでフランスに来た私ですが

荷物はフランス系フライトで直行便で送られました。

 

これは当初から知っていたので

荷物に関するフランス系航空会社の窓口へ向かいました。

 

 

初日にもらった、控え番号とかが書いてある荷物に関する書類もあるのに

"ウチじゃありません"、と相手にしてくれない。

 

電話もしてメッセでもやりとりして直接やり取りして

全部ダメ、絶対似たような問合せあるはずなのに

 

これがフランスの洗礼かと思いつつ、次は中国系航空会社へ向かいました。

 

 

 

 

そこからいろんな人に聞いた、聞きまくってもらった

とりあえず状況がわかった

 

 

 

フランス系航空会社をAとする

中国系航空会社は、フランス系航空会社Bに荷物運送を委託しているとのこと

今回私の荷物はB経由でフランスにきていると

ただ、AとBは同じ会社でありながら連携ができないとのこと

SNSではAに問合せていたので、わからなかったらしい

 

にしないことにした。

それより荷物は今どこにあるのか。

 

 

 

 

最終的に、初日に問合わせた窓口まで行くことに

そこで状況を説明

 

 

 

 

 

 

 

"荷物ここにあるよ"

 

 

えーーーーーーーーーーーっと?

どういうことかな?

 

 

 

宅配業者が預かっていたのが

空港に戻ってきてたらしいです。

 

 

電話がつながらなくて配達されなかった、丁度戻ってきたところと言われました。

私は2日目にフランスのSIMを買っていましたが

SIM設定がうまくいってなかったのかもしれない。

そしてちゃんと電話が繋がってからじゃないと受渡ししないから、とのこと。

 

Yさんが食い下がっていろいろ言ってくれたのですが

電話がつながらなかった、それは私が悪いから、ということで

自業自得扱いで終わりました。

 

安堵と呆然とした気持ちでふと見ると、スーツケースベルトが無くなっていました。

私はもはやどうでもよかったのだが、Yさんがそれも言ってくれたのです。

 

 

 

"紛失物のベルトがあるから好きなの持っていっていいよ"

 

 

え、紛失物のベルトから?

それ、他人のやつでは...


 

私がもたもたしてると、

いいよいいよ、気にするな、みたいなことを言っている様子

 

 

ちょっとよさげなやつを選びました...

持ち主さんすいません...今でも使わせてもらっています

 

 

 

 

 

というわけで、荷物とともに宿へ帰ることができました。

やっと心の状態が元に戻りました。

 

本当はするべきなんでしょうが、海外保険請求は今回しませんでした。

時間がかかって難しそうな印象があって、もう頭抱えたくないと思ってしまったせいです。

 

 

 

 

振り返れば、よい経験にはなりましたが

二度としたくありません!

ロストバゲージで苦しむ人が減りますように!