Ruh's pretty log

コミュ障が海外に飛び出した体験記です

フランス上陸してからの数日間

海外初心者の私は、まさに田舎から出てきた大学生という言葉がぴったりでした。

 

 

 

ロストバゲージで精神的ダメージを負っていた私は

フランス語通訳を助けてくださったYさんから、宿まで送ってくださるという好意をいただき

さらにはその後も、時間のあるときに観光案内してくださるという提案までいただき

何もしてないのに...ていうか勝手にダメージ負ってるだけなのに

素晴らしい恩恵を受けました。

こんなときは甘えてしまおう、と思い、全力で頼らせていただきました。

 

 

まずは宿までの道のり

シャルルドゴール空港からパリまで行く電車も初体験

切符を買うところから初体験

乗換も初体験

駅名を見るのも初体験

 

別日には、

サクレクール

ノートルダム大聖堂

エッフェル塔

凱旋門

マレ地区

アメリカフェやお食事

バスの乗り方

主要な観光地はだいたい一緒に行ってくださいました。

ついていくだけのピクミン状態でしたが、一人でオロオロすることにならず

本当に楽しい時間を過ごせました。

 

 

極めつけには、navigo(フランスの定期券)やSIMの購入まで手伝ってくださって

フランスでうまく生活で来て生きて帰れたのはYさんがいたからと言っても過言ではありません。

 

荷物を一時期失った代わりに、何かすごいものを手に入れた気がします。

Yさんには感謝以上のものがあります。

 

 

 

 

Yさん以外では、宿の日本人たちが教えてくれた近くのスーパー。

初めて見るものがたくさんで、野菜の大きさ1つでテンション上がる子供ぶりを披露していました。

荷物がなかったので、必要最低限のものを買った気がします。

下着についてる防犯防止タグを取ってもらうのを忘れて宿に帰ったりもしました(引き返した)。

今まであまり使ってこなかったカード支払いにも少しずつ慣れていきました(超簡単)。

 

 

 

1人では、宿の近くの公園を散歩したりするのが好きでした。

日本ではあまり見ないような鳥を見つけてははしゃいだり

家族を見かけてはフランス語を盗み聞きしたり

自分なりの楽しみ方をしてました。

 

 

 

 

時間を大切に使って、

その限りある時間でできるだけたくさんフランスに触れていきたい。

表面だけではなく、素の部分まで。

 

 

フランスに全く愛着があるわけではなかったのですが

その時感じたその気持ちは、今までの生活をしていたら味わえなかったものだと知っていたから

新しい刺激を与えてくれて、自分を喜ばせてくれたフランスを

単純にもっといろいろ知りたい、という純粋なものでした。